話すこと 聞くこと

話すことより聴くこと

あなたは、話すことと聞くこと、
どちらが好きですか?


聞くことは好きだけど、話すことは苦手

うまく話せるようになりたい

何を話したら良いのかわからない

話がまとめられない

などなど、、、、

話すことに対しての悩みやコンプレックスがあって
ご相談に来られる方は
確かに多いです。

では、その方は
『話し方』を勉強すれば
うまく話せるようになるのでしょうか。

もちろん、スピーチを学ぶ上では
効果は十分にあると思います。

また、『話す』という部分も、

ある程度は、技術やコツでうまく行く部分も
あると思います。

あなたが言いたいことを
一方的に話すということであれば。。。

でも、

話す人がいるということは、
聞く人もいます。

聞く人がいるから
話す人も話せるのです。

ところであなたは
話す時に聞き手のことを考えてますか?

あなたの言いたいことだけを言ってませんか?

聞き手はあなたの話、
聞きたいことでしょうか。

あなたは聞き手が
聞きたいことを話しているでしょうか。

あなたが伝えたいことは
聞き手も聞きたかったことでしょうか。

『言う』と『伝える』は違います。

聞き手が聞きたかったことではなくても、
あなたの話を聞いて、
聞き手がプラスになったこと、
得したことなどがあるなら

聞き手にとっては、満足ですね。

言いたいこと、
伝えたいこと。

あなたはどっち??

自分の考えや思いを
聞き手に伝えたい、

言葉からコミュニケーションを
築いていきたい。

そういう方が多いと思います。

何度も言いますが、

聞き手がいて、話し手がいるのです。

だとしたら、

あなたが学ぶのは、

話すことの前に、

聞くことだと私は思います。

聞くということは、聴くことです。

実は、話し手が気分良く流暢に話せているのは、
聞き上手の方がいるから、という点も大きいのです。

聴いてくれているからなのです。

もちろん講演、演説では
話し手の話術の部分は大きいです。

でもその話し手を
気分良くさせてあげたり、
乗らせてあげたりできるのは、

聞き手に大きくかかってます。

それでもあなたは

聞いてる方がラク~
と言えますか?(笑)
聞く方が得意と言えますか?(笑)

、、、とここまでは、

人前で話すことが前提のお話をさせていただきましたが

話し手と聴き手は1対1の会話でも
言えることです。

少人数であればあるほど、
話し手より聴き手の技量がよく見えます。



聴き手次第で
話し手の会話、内容、心は変わります。

この人にこの話 しても無駄だな

この人にはこの話通じないかな・・・

この人と話しててもつまらない・・・

この人どう思ってるんだろう・・・

この人聞いてるのかな・・・

この人興味ないのか・・・

と言ったように思われてしまうと、
会話も膨らまず、話もフェイドアウトされたり、
上部だけの会話で終わったりしてしまいます。

でも、知ってますか?

話し上手は聴き上手

聴き上手はうなずき上手

うなずき上手はリアクション上手

リアクション上手はジェスチャー上手

ジェスチャー上手は話し上手

です!!!

聴き手がしっかり心を込めて
聴いてあげることによって
うなずいてあげることによって
反応してあげることによって

「この人にこの話してよかった!」

「この人とこの話題ができてよかった!」

「この人に話を聞いてもらうのって楽しい!」

「楽しく話が出来て嬉しい!」

「この人そんなに興味をもって聞いてくれるなら、
あのことも話しちゃおう!このことも話しちゃおう!」

などと

思わせることによって、
「また会いたい」
となるのです。

これは、講師としてはもちろん大切な基本ですが、
仕事の上でもサービス業に限らず、営業職、取引先との商談、プレゼンでも
言えることですが、
職場の人間関係でも、男女の恋愛関係でもとても大切な事だと思います。

あなたは相手の話を心を込めて聴くということを
意識していますか?

聴き手次第で、
話が上手ではない方も
上手に話せるようになるかもしれませんね。


人と上手く話が出来ないという方は、
先ずは人の話を一生懸命聴くことから始めてみよう。



以上
Shining Place
遠藤智美でした~

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